遺言ノート

 

このノートを購入したのは2012年7月4日に亡くなった私の父です。

享年61歳でした。

残念ながら1ページも書かれておらず白紙のままです。

 

 

2010年の冬にすい臓癌が発覚し、手術をしました。

術後は病気だとは思えないほど元気でした。

ウォーキングをしたり、お友達と飲み歩いたりしておりました。

 

その間に自分でお墓を購入したり、

葬儀屋と契約したりと忙しそうにしていました。

 

それでも「まだやらなければならないことが50個くらいある」と

よく笑って話していました。

 

翌年の2011年の夏に脳梗塞で倒れ、

左半身麻痺になり介護が必要となりました。

言葉もうまく話せなくなり、笑う事も少なくなりました。

脳梗塞の治療中は癌の治療が出来ず、死期が早まってしまいました。

 

遺言ノートは父が病気になってすぐに買っていましたが、

「やらなければならないこと」は

チラシの裏などに書いていたように記憶しています。

いつも明るい父でしたが、

そのノートに書き込む事は出来なかったようです。

やり残したことがどのくらいあるのか、今となっては分かりません。

 

ノートには身近な人へのメッセージ、

自分が歩んできた道のりを年代ごとに綴るページなどがありました。

 

私も自分用の遺言ノートかエンディングノートを買って、

今のうちから少しずつ書いていくのもいいかなと思いました。

 

 

システム部  平田