流鏑馬は、「矢伏射馬(やふせいうま)」
あるいは「やばせうま」と言い、
また「ながれるかぶら」と書くのは
「鏑(かぶら)」を飛ばすことで、
馬を馳(は)せながら「鏑」を射る意味を
文字としたと伝えられています。
流鏑馬奉納は、250mの馬場に設けられた
3ヶ所の的を射るもので
射手(いて)は、矢を射る時に
『インニョーイ』のかけ声と共に矢を放ちます。
このかけ声は、弓術と馬術の
『静と動』を「陰と陽」で表現します。
古代中国の「陰陽道」に基づき
イン(陰)とヨウ(陽)を射ることで
『世の中を手中に収める』事を意味するものです。
250mの馬場には、馬場元(出発地点)から
馬場末(到着地点)までの間に3ヶ所の的があります。
馬場元から35m地点に一ノ的、
それから90m先の地点に二ノ的、
さらに90m先の地点に三ノ的があります。
射手は、全力で疾走する馬上から矢を射ます。
関東では鶴岡八幡宮・明治神宮などで、
神事として行われています。
「浅草流鏑馬」は、古くから縁のある流鏑馬を、
伝統に培われた勇壮・華麗な観光行事として、
現代に復活・継承するものです。
以前から、流鏑馬を観てみたいと思っていました。
今回、浅草にて流鏑馬が開催されることを知り、
雨が降ったり止んだりの寒い中、墨田公園の特設馬場へ
行ってみると、たくさんの人。
3つの的の前には人だかりです。
何とか二の的が見える場所を確保し、
流鏑馬を見ることができました。
馬上で弓を引いて的中させるだけではなく、
たくさんのルールがあるようです。
流鏑馬を見に来た海外の方や観客の為に
アナウンスにて、日本語・英語の両方で
解説をしてくれます。
競馬を引退した馬を使うこともあるようで、
凄い速さで、駆け抜けていきます。
狩装束姿の射手が馬上で上体を動かさず、
弓を引く姿は、まさに勇壮です。
的に命中させる度に、たくさんの歓声が上がっていました。
また、見事全ての的に命中させると、
褒賞として、羽二重
(縦糸・横糸に良質の撚りのない生糸を用いて、
多く平織りとした後練りの絹織物)
を授かります。

流鏑馬を観た後は…
長命寺の桜餅を食べてから帰りました。
伝統以外に、甘味も満喫した浅草でした。

商品センター 齋藤