途中から楽しむ

先に謝っておきます。

プロ野球ファンの皆さん、ごめんなさい。

 

プロ野球の試合の中継番組は、子供の頃からの天敵です。

 

楽しみにしている番組が、

いつ始まるか分からないまま待たされたり。

つぶされたり。

 

「何で野球が好きな人だけがえこひいきされてるの?!」

 

イライラしながら待っていました。

 

ビデオなるものが家に登場してからは、

また違うイライラが発生しました。

 

「今日は録画したい番組の前に野球があるな。

延長した場合に備えて録画予約は終わりの時間を

1時間位は長めにセットしておかなくては。」

 

この余計な手間!・・・

まあこれ位はいいんです。

でも。

 

この手間を忘れて

録画予約を放送時間きっちりにセットしてしまった時。

 

そしていつものごとく試合延長となった時。

 

ビデオ再生をした瞬間に野球の試合が映し出され、

「あーーーっ!!!!

そういえばそうだったーーーーっ!!!!!」

と悲鳴をあげる・・・。

何回やってしまった事でしょう。

 

今では録画機器も優秀になり、

予約した時間が繰り下げになってしまっても

ちゃんと判断して処理してくれるので、

こんな心配もイライラもなくなりました。・・・

テレビの世界では。

 

ラジオの方では今だにちょっと迷惑しています。

 

夜、民放のラジオを聴きながら

皿洗いや歯みがき等をする事が多いのですが、

野球シーズン中はひどいです。

どの局も野球中継。

本当にひどい時には、NHKラジオまでもが野球中継をしています。

逃げ場がありません。

 

ただその日は、

NHKラジオだけはかろうじて普通の放送をしていました。

 

女性タレントがホスト役を務め、

ゲストを招いて対談する番組・・・らしい。

 

ラジオのダイヤルをまわしていて、

たまたまこういう番組を途中から聴くことになると、

 ひとつの楽しみ方が生まれます。

 

女性タレント「東大受験の合格発表を、見に行かれなかったそうですね。

よっぽど自信がおありになったのですね?」

 

ゲスト「まあ、それもありますし、

不合格の友達の落ち込んだ顔を見たくないなというのもありました。」

 

・・・なんか、嫌な奴。

誰、この人?

 

テレビなら、画面が映った瞬間にゲストの顔が見えますし、

顔を見て分からなくても画面のすみっこに

「あの○×で有名な△△さん、登場!」

とか字幕が出ていたりしますので、

 どういう人物なのかすぐ分かります。

 

でもラジオでは声以外に手がかりがないので、

こんな風に推測するしかありません。

 

(男性だよね。銀行に就職したけれど、1年しないうちに辞めた?もったいない。でもその銀行、後で破綻しちゃったから良かったのか。その後は多額の借金?東大出がそんな荒れた人生送ってちゃダメじゃん。・・・声のトーンは落ち着いているなあ。売れっ子の放送作家とかイラストレーターみたいな感じがするけど?そうなのかな。違うかな。)

 

この辺で分かる人には分かるのだろうと思いますが、

私は女性タレントのこの言葉でやっと分かりました。

 

「じゃあ、正に“今でしょ!”って事ですね。」

 

ゲスト:「いやあ、ありがとうございます。」

 

・・・こんなところにまで出演しているのか、このおじさんは。

 

この過程と驚きは、テレビでは味わえない楽しみです。

 

ラジオなので当然のことながら絶え間なく

「語る」しかなくて、

その分テレビでちらっと見かけるだけの時よりは

内容の濃い話を聞けたのも良かったです。

 

良かったです。が。

 

やっぱり何とかならないですかね、野球中継。

 

経理部  倉田