出張でのハプニング2

日本から出るとハプニングもつきもの。旅はこんなハプニングやアクシデントをどのように対処、究極を言えばこのハプニングを味わうかによるのだと思います。

前回はオーバーブッキング、ロストバゲージ、はたまた置き引きからスリ、ひったくりをお話ししましたが、それよりもっとすごいハプニングを経験しました。

 

 

それは忘れもしない、パリのシャルルドゴール空港での出来事。出張最後の日、ドイツ経由で帰国の日でした。朝早く空港に着き、チェックインも順調に済み、ドイツから飛んでくる飛行機を待っていました。アナウンス無し。予定搭乗開始時間になっても、15分過ぎても、肝心の飛行機がやってこないのです。晴天。30分、1時間経ったころだったでしょうか、やっとのアナウンス。なんでも嵐が近づいていて相当フライトが遅れている、ということでした。午前便だったのに、いつのまにか昼時間。そのうち航空会社のカウンター、やっぱり閉めるかという感じで、客が問い合せているのに彼らのランチタイム開始。

こうしてやっとのことで午後一でその飛行機が到着。いざ搭乗かと思いきや、フライトがキャンセルになったのです。飛ばない。。。彼らのランチタイムが終わり、再び開いたカウンター。長い列を長いこと待ち、ひたすら交渉し、ドイツ経由で帰国予定だったフライトを、アライアンスの別の航空会社での直行便チケットに変えることに成功したのです。ラッキーと喜んだのもつかの間、そういえば。。。チェックインしたということは荷物を一回引き出さないとならないということです。引き返してターンテーブルから荷物が出てくるのにまた1,2時間。別の航空会社、直行便ということで荷物を持って別のターミナルに空港内バスで移動。その時、真っ黒な雲と、重いスーツケースを吹き飛ばす、ものすごい風と雨。そう、この嵐がすべてのフライトをキャンセルにしたのです。

そしてまた別のターミナルでチェックイン、と思いきやまた長蛇の列。まだチェックインが始まっていなかったのです。また待つこと1,2時間。チェックインが始まりました。インさせるということは、フライトは大丈夫だ。こうしてまた待合室で待つ。この空港に朝来てから、いったい何時間が過ぎたことか。こうしているうち、なんとまたこのフライトもキャンセルになったのです。夕方7時ごろだったと思います。

もう今日はどのフライトも無い。私たちに添乗員がいるわけでなし、やっとの思いでホテルを探しだし電話し予約。そしてまたターンテーブルに行き、荷物を引き取り、最初の航空会社カウンターに行き、またまた交渉。そして翌日の、今日のスケジュール便と同じチケットを確保し、予定にもしていなかったパリ市内のホテルに着いたのが、夜の9時ぐらいでした。こうして、恐ろしいほどに長かった一日が終わったのです。これが私の経験した、旅の「一番のハプニング」です。

旅先で予想もしていないアクシデントが発生したら、慌てず、まず関係者に話してみることをお勧めします。言葉なんか二の次で。そして諦めないことです。そしてある意味、ひらきなおることがポイントかもしれません。              

 

商品部  金塚