“コウシンソウと鹿の角”

ジメジメした梅雨空が続きますが、

この時期でないと見られない花があります。 

 

その花は栃木県足尾のジメジメした険しい岩壁に

ひっそりと咲いています。 

 

国の天然記念物に指定されており、

特殊な条件下でしか咲かない“食虫植物”です。 

 

名前は“コウシンソウ”と言い、

大きさは34cmと小さな花で

足尾・庚申山やその周辺の山でしか咲きません。

※雨とジメジメ湿気でうまく写真が撮れませんでした。 

 

 

庚申山と聞いて“南総里見八犬伝”を思い出した人は

相当古い人ですね! 

 

犬飼現八が“化け猫”を退治した山です。 

 

この時期は外に出るのはなんとなく嫌ですが、

今年のコウシンソウ確認ともう一つの楽しみの

“鹿の角拾い”

があるので天気が悪くても出かけます。 

 

この山域は非常に鹿が多く、

獣道(鹿の道)が至る所にあるので、

登山道をはずして人の入っていないところを

あえて登っていきます。 

 

 

今までのパターンだと、

平坦な場所に落ちているケースが多く、

どうやら喧嘩でもして落ちてしまうのではないかと思います。 

 

 

もともと春先から角は抜けだすといわれますが、

これがなかなか見つかりませんし、

落ちても漢方に使われるだけあって

何者(虫か何かが?)かに食われてしまいます。 

 

 

 

ただ、どうしても片方だけしか落ちてなく、

一対をゲットするには死骸を見つけるか?

対峙した時に勝たなければなりません。

 

 

 

まあ!鉈一丁では蹴りを食らって瀕死でしょう。 

 

雨に濡れるのとブヨに刺されるのを覚悟で

獣道を約6時間!・・・

 

 

今年はゲット出来ませんでしたが

写真の物は昨年の収穫です。

  

 

 

 

梅雨も早く終わってほしいところですが、

これから栃木では夏の貴婦人・ニッコウキスゲが

日光霧降高原などで見頃になっていきます。 

 

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