わずかな差

年明け毎年の楽しみは箱根駅伝をテレビ観戦することになっている。他の家庭のことはよくわからないが我が家だと長年テレビ観戦をしている。少し調べてみてみたが視聴率は毎年25%から30%の間くらいで30%を超えることもあるらしい。なので我が家だけでは無く日本全国で観戦されているのだと思われる。しかし自分の出身校が出場することは残念ながらほとんどない・・・。

そして思うことは、テレビ観戦をしている人たちでも出身校など関係のない人のほうが多いのではないだろうか。それでも、箱根駅伝には魅力があり人気が高い。

かなり前のことだが私は箱根駅伝が全国大会ではないことを知った。私の出身校は関東の大学で予選会は毎年、本大会にも時々参加しているので良いじゃないかと思えばよいのだが・・・。

その頃に、三浦しおんさん執筆の箱根駅伝小説「風が強く吹いている」を読んだ。読み終えて箱根駅伝の魅力をあらためて教えてもらい、すっきりとした気分になった。

小説のなかで個人的には六区が一番好きだ。復路の一区間目でいわゆる山下りの区間である。激走の結果、区間賞まで2秒足りなかった。付き添いの学生がわずか2秒で区間賞を逃したことを伝えたところ、走り切った選手は「その2秒は俺にとっては1時間くらいのものだ」と応える部分が特に好きな部分だ。

すべてを出し切って足りなかった2秒だ。出し切った人にしかわからない差だ。決してその日のことだけではなく、その日のための努力すべて出し切った人にしかわからない差だ。

今年の夏に行われた世界陸上で110mハードルの村竹ラシッド選手が決勝後のインタビューで涙ながらに「何が今まで間違ってたんだろうなって。パリが終わってからの1年間、本気でメダルを獲りに1年間必死に練習して、何が足りなかったんだろうなって」と応えていた。

また、同大会の男子マラソンでは1位と2位の差が42.195キロ走っての差が0.03秒。これらの「差」を「たった」と気軽に言う人がいるがそれはなかなか気分が悪い。

少し話が逸れてしまったが、駅伝の魅力ってそのシチュエーションが自分たちの世界に似ていることなのではないかと思う。10区間で各々特徴のあるコースを走り、積み上げて結果となる。私たちの世界でも各々が力を出し切って結果となる。そこに共感が生まれるのかもしれない。

かなり遠回りをしたが「わずか」2グラムのこだわりでバランスを向上したeliteの新作を今回も紹介したい。“眼鏡の重心”に着目して2グラムの重りでバランスを調整している。紹介させていただいた店舗様でも評判が良くうれしい限りです。こだわりに共感いただける幸せはこれ以上ありません。

バランストトノウ ~ 快適な掛け心地をキープする「コアバランス機能」。 ”眼鏡の重心”に着目した、大人の女性のためのエレガンスフレーム

早足で過ぎる時の流れ。忙しい日常。
心身の健康は、”暮らしの質”を高める事でそのバランスが保たれます。

アイウェアにおけるそれは、質の良い”掛け心地”。

「Elite(エリート)」は、レンズの厚みで重く下がってくる眼鏡へのストレスを軽減すべく開発されました。

チタン製の超軽量フレーム。
テンプルエンドに重みを持たせた「コアバランス設計」は、眼鏡の重心を耳の後ろへと変え、前にずれ落ちにくく、鼻の痛みや跡が付くといった顔への負担を軽くします。

エレガンスなデザインと、ストレスフリーな掛け心地。

Eliteは、あなたの心と身体のバランスを整え、真の美しさへと導くアイウェアです。

〈Good Balance For Your Life〉
カナダ・バンクーバーでの活動より、長きに渡りヨガ指導者として国内外で活躍するMAIKO KURATA さんが考える『バランス』とは?

「陰と陽、静と動。両方あるから整うんです。

「バランス」って、私は日常生活を過ごしていくのに一番大切な事だと思っています。

 ”陰と陽”の考え方で、暑い寒い・高い低い・明るい暗い・早い遅いとある中で、人間ってどうしても ”陽” の方が良く見えてしまう。
特に現代社会に生きてると、そうなりがちじゃないですか。

なんだけど、実際は両方あるからバランスが整っていて、健康な状態が保たれているんです。

例えば太陽の下、アクティブに動いている時は楽しいんだけど、ずっと暑くて陽が長いと疲れちゃう。
本来はそれに対して相反する静かな休息の時間が必要なのですが、忙しいとどっちかに偏ってる事に気付かないんですよね。

自分は今どこにいて、バランス的にどっちにいるんだろう?
じゃあバランスを整えるには何をすればいいんだろう?
って事をヨガマットの上で考える。

別に瞑想でも深呼吸でも良いんです。
ザワザワしているところから一歩離れて自分自身の調子を見る。

ヨガって全てのポーズがバランスで出来ているのですが、そのバランスを取るためには身体の真ん中で軸をしっかり持ちながら、外側はリラックスしている状態をつくることが必要なんです。

それは日常生活でも同じで、自分自身の軸を持ちながらも、周りから違う意見が来た時、跳ね除けるんじゃなくて遊びがある中で吸収性を持ちながら見極める事が出来ると物事が上手く回る。

どんな時でも、軸がしっかりしていて外側は緊張していないポーズ。
全部この原理なんですよね。
この「バランス」がきっと ”わたしらしさ” に繋がるんだと思います。

〈Maiko Kurata〉
2001年に渡加、日本とカナダを行き来する中でヨガに出会う。
バンクーバー 「Semperviva Yoga Studio」にて500H Teacher training を修了、同スタジオインストラクター・トレーニングトレーナーとして活動。
現在は拠点を日本に移し指導者養成にも多く携わる。

師であるGloria Lathamの通訳&Co-teaherとして国内外のトレーニング、ワークショップに参加、『Kundalini awakening yoga』を日本で指導している第一人者。
DJ Satoshi Miya共に“ヨガと音楽”のコラボクラスを軸にヨガイベント、音楽フェスなどにも多数参加。

誰もが楽しめるYOGAをコンセプトにしたプロジェクト”YOGA FOR EVERY BODY”を通じて『自分らしく生きていく事の素晴らしさ』をシェアしている。

https://www.yogaforeverybody.tokyo/

陰と陽~太宰治の言葉とヨガ、そして新型『Elite(エリート)』~

音楽や映画、読書は物心ついた頃から好きなのですが、
人に「おすすめは?」と聞かれると、いつも少し悩んでしまいます。

相手のバックグラウンドや嗜好がわからないままに選ぶのは、案外むずかしいものです。
多くの人は、明るい、ハッピーエンドの作品を好む傾向があると感じます。
だからこそ、あえて暗いテーマや重たい物語を紹介することがありますが、
受け入れてもらうのはなかなか至難の業(笑)
「渋いね」と言われることもあれば、多くは「暗い」「重い」と苦笑されます。
もしかして、性格まで暗いと思われているのでは…と不安になることもあります(笑)

「平家ハ、アカルイ。(中略) アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ。
人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ。」

太宰治の小説『右大臣実朝』の中の、
鎌倉幕府第3代征夷大将軍(鎌倉殿)・源実朝(みなもとのさねとも)のセリフとして
表現された印象的な一節です。

あまりに明るいものは、やがて燃え尽きてしまう。
太宰は、そんな極端な明るさへの警鐘を込めて、この言葉を表しました。
明と暗―そのどちらにも偏らないことが、ほんとうの安定なのだと。

この思想は、ヨガの哲学にも通じます。

(ヨガでは「明(ラジャス)」と「暗さ(タマス)」のあいだにある「サットヴァ(調和)」の状態を理想とします)

心も体も、どちらかに偏らず、静かに整っていること。
それが「健やかさ」であり「美しさ」なのです。

私たちが新しく提案する新型『Elite(エリート)』は、
まさにその「整う美しさ」へと導くアイウェアです。

テンプルエンド(耳の後ろ側)に配した2グラムのチタン製ウェイトが、
フレーム全体の重心を繊細に調整(コアバランス設計)

掛けた瞬間に感じる、驚くほどの安定感としなやかさ。
その小さな重みが、日々の動作をより自然に、軽やかにします。
そして、ヨガが「呼吸」や「姿勢」を通して心を整えるように、
『Elite(エリート)』は“重心”というアプローチで掛ける人の感覚を整えます。

それは、目立たないけれど確かに心地よい。
長く使用するほどに、その静かなバランスが効いてくる。
太宰の言葉を借りるなら、
「光を抑え、静けさを大切にすること」こそが、
本当に長く寄り添えるものを選ぶということなのかもしれません。

『Elite(エリート)』の詳細は近日投稿予定です!