Flair 9140 直線美に宿る、48石のエレガンス FLAIR_ART COUTURE MOD. 9140

FLAIRは、1946年の創業以来、ドイツの地で一貫してアイウェアづくりに向き合ってきました。
卓越したフォルム、精緻な構造、そして時代を超えて愛される美しさ。
その積み重ねが、FLAIRをリムレス眼鏡の代名詞へと導いてきたのです。

そして今年、FLAIRは80周年という節目の年を迎えました。

Flairがあらためて問い直すのは、「本質的なラグジュアリー」とは何か。

80年にわたる挑戦の先にたどり着いた、PURE TECHNOLOGYという独自の“見えない完成形”。
極限まで削ぎ落とされた構造が、驚くほどの軽さ、しなやかな柔軟性、そして長時間続く快適性を生み出します。

ART COUTURE 9140は、ラグジュアリーの本質と快適性を併せ持つモデルです。

左右それぞれのテンプルに48石のジルコニアを精緻にセッティング。
直線的でミニマルなメタルラインに沿って連なる輝きは、静かでありながら、確かな存在感を放ちます。
使用しているジルコニアは全4色。

ゴールドやシルバーカラーのメタルパーツとの組み合わせにより、同じモデルでありながら、それぞれが異なる表情と雰囲気を纏います。控えめで洗練された印象から、華やかで印象的な佇まいまで、身にまとう人の個性に寄り添う、表情豊かなラグジュアリーです。

エレガントで洗練された佇まい。
そして、視線を奪うほどの繊細なディテール。
それは装飾のためのラグジュアリーではなく、構造と技術が生み出す、FLAIRならではのラグジュアリー。

週末の帰り道、夜のドライブを少し快適にする「夜用レンズ」という選択肢


楽しかった週末の小旅行。

心地よい疲れとともに、夕闇が迫る帰り道を自宅へと走らせる。

そんな穏やかな時間の中で、ふと対向車のライトに目がくらんだり、標識が見えにくいと感じることはありませんか。

「昔に比べて、夜の運転が少し疲れやすくなった気がする……」

もしそう感じているなら、それは気のせいだけではありません。近年の夜間環境の変化が、私たちの目に少なからず影響を与えているのです。

背景にあるのは、照明環境の変化

現在、車のヘッドライトの主流はLEDへと移行しました。非常に明るく長寿命なLEDですが、強い光(ブルーライト成分)を多く含むため、人によっては「刺すような眩しさ」や「視界のちかつき」を感じやすくなっています。

こうした状況を受け、現在多くのレンズメーカーが、夜間の視界をサポートする専用レンズの開発に力を入れています。

主要メーカー各社の夜用レンズ一覧

現在、国内で入手可能な主要な夜間運転用(または夜間活動用)レンズをまとめました。それぞれアプローチが異なるため、自分の感じているストレスに合わせて選ぶことができます。
※弊社取り扱い以外のメーカー様も含まれます。

メーカー商品名特徴・概要
東海光学ナイトビュー【カラー系】 LEDの眩しい波長をピンポイントで抑える特殊染料を採用。視界を暗くせずコントラストを高めます。
ニコンシーコート ネクスト・ドライブ【コート系】 無色透明のまま眩しさを抑える特殊コーティング。夜間だけでなく日中も常用できる自然な見え方が特徴。
イトーレンズネッツペックコート【特殊構造系】 レンズ表面に微細な網目状の金属膜を施し、光を優しく拡散。眩しさを和らげ、目の疲れを軽減します。
HOYAキャリアカラー【カラー系】 短波長光をカットし、色のコントラストを強調。日常の眩しさ全般に幅広く対応します。
ZEISSドライブセーフレンズ【設計・コート系】 夜間や悪天候時の瞳孔の変化を考慮した設計。視線移動のしやすさと眩しさ低減を両立した高級モデル。
TALEXモアイレンズ【偏光フィルター系】 独自のフィルターで「雑光」をカット。夜間運転の基準を満たしつつ、路面の照り返しなどを穏やかにします。
コダックネオコントラスト【染料系】 眩しさの主因となる「黄色い光」を吸収。視界がクリアになり、物の輪郭や色がはっきりします。

快適な夜の視界を、新しい「道具」で手に入れる

これだけ多くのメーカーが夜間用レンズを展開しているのは、それだけ夜の視界に悩みを抱える方が増えている証拠でもあります。

今回ご紹介した中でも、東海光学の「ナイトビュー」は、特に現代のLED光源の特性を分析して作られた、夜間運転に適したバランスの良いレンズです。

このレンズの最大の特徴は、単に視界を暗くするのではなく、「特定の光の波長をコントロールする」ことにあります。

  • 2つの強力な光をブロック 従来のディスチャージライトに加え、現代の主流であるLEDヘッドライト。この2つの光源から出る眩しい波長を効率よくカットします。
  • 明るさはそのまま、むしろ「くっきり」 「眩しさを抑えると、暗くて見えにくくなるのでは?」という心配はいりません。 ナイトビューは、人間が暗い場所で最も明るさを感じる波長(510nm付近)を優先的に通す設計になっています。これにより、視界を暗くすることなく、眩しさだけをスマートに抑え込みます。
  • 悪天候や夕暮れ時にも強い 淡いイエローのカラーがコントラストを高めてくれるため、光が散乱して視界が悪くなる「雨の日の夜道」や、輪郭がぼやけやすい「夕暮れ時」にも、クリアな視界をサポートしてくれます。

「まずは手軽に試したい」方へ。既製品の『ナイトグラス』という選択肢も

「レンズを新調するのは少し大掛かりに感じる」という方に、夜間用レンズの「入口」としておすすめしたいのが、既製品モデルの『ナイトグラスLED』です。 オーダーメイドとは違い、完成されたメガネとして販売されているため、「手に入れたその日から」すぐに効果を実感できるのが最大の魅力です。

「ナイトグラスLED」とは

車のLEDヘッドライトの普及率はここ10年で約20倍にも急増しています。この現代特有の強い光に対応するため、ナイトグラスも進化を遂げました。

  1. 「LEDの光」をスマートにブロック まぶしさの原因となる特定の光のみをカット。視界全体を暗くすることなく、対向車のライトや雨の日の路面反射を穏やかにします。
  2. 特許技術で「夜の視力」を補正 暗い場所で瞳孔が開くことで起こる「視力の低下」を、独自の光学設計(特許取得)でアシスト。遠くの標識なども、より「くっきり」捉えられるようサポートします。
  3. 暗い車内でもサッと掛けられる親切設計 つる(テンプル)は、途中まで開けば最後までパッと開く特殊な構造になっています。 手元が見えづらい暗い車内でも手間取らず、スムーズに装着できるドライバーに嬉しい設計です。
  4. シーンを選ばない「ウェリントン型」 性別や年齢、顔の形を問わず似合うウェリントン型のフレームを採用。 ドライブだけでなく、夜間のウォーキングや犬の散歩、スポーツ・ライブ観戦時の強いスポットライト対策など、幅広い「夜活」で活躍します。

「まずは手軽に、この快適さを体験してみたい」という方にとって、これほど心強い味方はありません。

次の週末、旅の終わりを心地よいまま締めくくるために。

ご自身のスタイルに合った「夜の相棒」を、メガネ専門店で一度相談してみてはいかがでしょうか。

ドーナツと桜とサングラス

Instagramのあなたにお勧めみたいな感じで「死ぬまでに行くべき旅行場所10選」というのにたどりついた。選ぶ人によってなのかページによってその10選の場所は異なっている。ニューヨークのセントラルパークとか、夏のリビエラ(フランス)、秋のスイス、フィンランドの冬の夜、クロアチアのEye Of The Earth、万里の長城、サハラ砂漠・・・などなどで組み合わせはいろいろある。しかし私が見たすべての10選にCherry Blossome season of Japanとある。それだけ日本の桜は素敵なものなのだと改めて認識させられていたところだった。

今回、日本の桜の名所のひとつである目黒川沿いでPOP UPショップを2日間オープンした。目黒川の桜といえば川に枝が落ち込むようなことを勝手にイメージしていたが、3年間ほどの計画で大幅な剪定を行ったことを教えてもらった。確かに、枝はかなり短くなっているがきれいに桜は咲き始めている。

今回のPOP UPではPARK SIDE DONUTSの販売も同時に行っている。私は今回初めて見たのだがなにしろすごいボリュームだ。大人気なのが納得できる。ここでこのドーナツ売っているの?と半信半疑のお客様で瞬く間に完売となる。そんな感じでサングラスも売れればよいのだがそうはいかない・・・。しかし、ドーナツ片手にコーヒー飲みながら桜のそばで思いを込めたサングラスを紹介するなんて最高だ。

今回、新ブランドの「from」サングラスをPOP UPショップで発表した。空港の出発案内板が静かに切り替わる瞬間。ゲートを抜ける前のわずかな緊張と高揚。このブランドは「旅の始まり」に宿る感情から生まれた。目的地は遠くである必要はなく、都市から都市へ、仕事から休日へ、日常から非日常へと…。人は一日の中でも小さな「フライト」を繰り返す。その境界線に立つためのプロダクトです。手に取っていただいた方たちの反応はすごくよく、今後が楽しみだ。

また、3シーズン目を迎えるmodern times ‘real’の今年のコレクションの撮影も同タイミングで行った。はるばると伊東李安琉が撮影に駆けつけてくれて久しぶりにいろいろな話ができたのも楽しかった。やはり彼の目指しているところ、やりたいことは高くそれを今年も応援できることをうれしく思う。

さて、自分は死ぬまでに行きたいところはどこなのか考えてみた。まだまだ行きたいところはたくさんある。とりあえず、今年の桜の時期を全力で楽しもうと思う。

My style, My frame

今回は、フルリムコレクションにおける『My style, My frame』の一例をご紹介します。

フレームは、Made in GermanyのFlair。
リムレスのラグジュアリーなイメージが強いFlairですが、実はシンプルで洗練されたフルリムコレクションも展開しています。

その中から今回は、技ありシンプルな「Flair 209」を2本ピックアップ。
実はこの2本の持ち主は、弊社社長・北岡の愛用品です。

職業柄、さまざまなブランドの眼鏡を掛けてきた北岡ですが、このコレクションには「ビビビっ」と感じるものがあったそう。

北岡曰く、着けた瞬間に感じたのは、絶妙に顔にフィットする“バランス”の良さ。
クラシックな丸型シェイプでありながら、トレンドに左右されない普遍的なデザインが自身のスタイルに自然と溶け込み、まさに「しっくり来る」一本だったとのこと。現在はカラー違いで愛用しています。

では、それぞれ見てみましょう。

col.104(シルバー):定番

アクセサリーも基本はシルバー系のため、相性は抜群。
TPOを問わず馴染み、“きちんと感”が求められる場面でも頼りになる一本です。
パッドをチタンに変更し、さりげなく高級感をプラスしています。

col.341(ブラウン):自分らしさ

マットな質感と深みのあるブラウンは、茶系の服装と好相性。
col.104よりややカジュアル寄りながら、
“ラフすぎず、かたすぎない”絶妙なバランスがお気に入りとのことです。

TRESSE:三つ編み

先日の休日、小学生の娘が髪を結んでほしいと言ってきた。すごく久しぶりのことだった。保育園の時などはよくあったのだが、ここ数年は自分でもできるようになったので頼まれることもなくなっていた。決してわたしがうまいわけではない。しかし少しうれしいお願いだった。

お願いしてくるくらいなので三つ編みにしても良いかきいてみた。時間はあるらしいので・・・。

髪を三つに分け、順に重ねていく。右を中央へ。左を重ねる。考えるよりも先に、手が順序を知っている。その繰り返しのあいだ、頭の中から余分なものが落ちていく。

ばらばらだったものを一本に束ねながら、それぞれの存在を消さずに残す。

迷い・決意・希望も。失敗・後悔・言えなかった言葉も。その三つをほどけないように。乱れたものは、編むことにより物語になる。

人生では、迷いはなくならない。むしろ増えていく。経験は重なり、考えるべきことも多くなる。その中で必要なのは、すべてを消すことではなく、順序を与えることだ。三つ編みは、その象徴のような形をしている。

三つの束が交差するたび、時間は整理されていく。過去、現在、未来。そのすべてを抱えたまま、一本の線へと変えていく。完成した形は主張しないが、簡単には崩れない。

結び終えると娘は深く息をした。単に終わったかというだけだったのだが、私にはそれはまるでなにかを決意したように思えた・・・。

どうやらいろいろと考えさせられたのは私のほうだったみたいだ・・・。

整えるという行為は、飾ることとは違う。それは、自分の輪郭を引き直すことだ。今日という一日をどう生きるかを、無言のうちに決める小さな儀式なのかもしれない。

三つ編みは語らない。ただ、そこにある。

静かで、確かで、ほどけにくい。その佇まいこそが、成熟した美しさなのかもしれない。

三つ編みからテンプルをデザインしたドラジェ TRESSE。

2月には新しいシェイプがラインナップに加わります。

「軽さ」という価値

Flair 1600 / 1601 は、まさしく「シンプル イズ ベスト」…それがドイツの技術によって形になったモデルです。

無駄のないミニマルなスタイルは、知的で落ち着いた印象を与え、ビジネスシーンからカジュアルな装いまで、幅広いスタイルに自然に溶け込みます。

最大の特徴は、その「軽さ」。

フレーム重量は、わずか約3g。

数値以上に、かけた瞬間の感覚がそれを物語ります。

長時間掛けても負担を感じにくいテンプルには、低アレルギー性の医療用ステンレススチールを採用。

厚さわずか0.9mmという極細設計でありながら、驚くほどのしなやかさと確かな強度を両立。

日常の動きにやさしくフィットします。

加えて、ネジを使わないFlair独自のヒンジ構造により、開閉はなめらかで、耐久性にも配慮された設計。

毎日使うものだからこそ、肌に触れる感覚、開閉の手応え、そのすべてに安心感が宿ります。

カラーは、Flair 1600 がシルバーとナイトブルー、Flair 1601 がゴールドとブラック。
いずれも主張しすぎることなく、上質さを静かに感じさせる色合いで、年齢やシーンを問わずお選びいただけます。

「とにかく軽いメガネが欲しい!」
「シンプルで上質なフレームを、長く使いたい!」

そんな想いをお持ちの方にこそ、ぜひお勧めしたいのが、Flair 1600 / 1601 です。

Flairの母国はドイツ。
一本一本丁寧に製造され、Flairならではの設計思想とクラフトマンシップが息づいています。

重量:約3g / テンプル厚:0.9mm / 素材:医療用ステンレススチール / 製造国:ドイツ

そのすべてが、この「軽さ」と、数字では測れない心地よさにつながっています。
そして、Flairがご提案する、ひとつの確かな「価値」なのです。

 一人では、見られない地平 (または写楽、チームでものをつくるということ)

スティーヴ・ジョブズは、かつてこんな言葉を残しています。

「人生というものは、ビートルズかボブ・ディランの歌のようなもの。
ビジネスの手本はビートルズだ。
4人がお互いのマイナス面を補い合っていた。
相容れない性格に耐えつつも相手を尊重する、そんなバランスをとることで、全体としては個々を足した以上のものとなる。
大きいことは一人ではなし得ない。
人と人が組み、チームとなってこそ偉業を成し遂げられる。」

ジョブズは「天才」を神話化する人ではありませんでした。
彼が信じていたのは、個の強さではなく、個と個がぶつかり合いながら生まれる総体でした。
この考え方は、実は200年以上前の日本美術にも通じています。

2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
継続力のない自分が、初めて大河ドラマを全部鑑賞。
浮世絵の成り立ち―絵師、彫師、摺師という分業制。
そして版元・蔦屋重三郎のプロデュース力。
時代背景が現代に通じていると感じ、堪能できました。
(龍馬伝は8割ぐらいみた…記憶あります)

写楽は「一人」だったのか?
江戸時代の浮世絵師・東洲斎写楽。
彼は約10か月の活動期間で145点余りの作品を制作し、それまでの役者絵の常識を覆す、生々しい表情を描き切りました。
写楽には、大きな謎があります。
・作風が時期によって大きく異なる
・活動期間が短すぎる
・正体が一切分からない
そこから生まれたのが、「写楽工房説(複数人)」です。

「写楽とは、一人の天才ではなく、複数の絵師が関わった“チーム名”だったのではないか」
という考え方です。
もしそうだとしたら、写楽のあの強烈な表現は、誰か一人の才能ではなく、異なる感性がぶつかり合った結果だったのかもしれません。

個性は、混ざったときに際立つ
写楽複数人説が示唆するのは、画風の違い=欠点ではなく、画風の違い=役割分担 という視点です。
ある絵師は人物のクセを誇張するのが得意だったかもしれない。
ある絵師は構図を整えるのがうまかったかもしれない。
ある絵師は商業性を理解していたかもしれない。
それぞれが自分の持ち場で力を出し切った結果、写楽という他に類を見ない表現が立ち上がった。
これは、まさにジョブズが語ったビートルズの姿と重なります。
(ちなみに現在は能役者・斎藤十郎兵衛が定説のようです。
ドラマでは…どちらの説も取り入れていて、個人的には脚本家にあっぱれです)

プロダクト開発も同様
プロダクト開発も、決して一人では完成しません。
・デザインする人
・設計する人
・素材を熟知している人
・製造現場を理解している人
・実際に使う視点を持つ人
それぞれが、同じ方向を見ながらも、見ているポイントは微妙に違い、時には意見がぶつかります。
「美しいが、量産しにくい」
「機能的だが、面白みが足りない」
けれど、その摩擦こそが、一人では到達できない地平へ連れて行ってくれる。

「足し算以上」になった瞬間、人は共感する
良いプロダクトには説明しきれない「納得感」や「共感」が宿ります。
それは、誰か一人の強烈な主張ではなく、複数の視点がせめぎ合いながら収束した結果だからこそ生まれるものです。
写楽の役者絵に、現代の私たちがなお魅了されるのも、そこに一人分を超えた人間の厚みがあるからではないでしょうか。
ビートルズ、写楽、そして私たちのメガネづくりも―――
本質は、きっと同じです。

2026年2月 サングラス発売
冬は日差しが弱いため、紫外線対策は不要だと誤解されがちです。
けれど、低い角度から差し込む冬の日差しや、雪面からの照り返し、さらに乾燥によって肌や目のバリア機能が低下することで、目は思いのほかダメージを受けやすくなります。
そんな冬の環境でも、目を守りながら、冬ならではのコーディネートのアクセントとなるサングラスを。
2026年2月、ようやく完成します。
詳細は、来月あらためてご紹介します。

わずかな差

年明け毎年の楽しみは箱根駅伝をテレビ観戦することになっている。他の家庭のことはよくわからないが我が家だと長年テレビ観戦をしている。少し調べてみてみたが視聴率は毎年25%から30%の間くらいで30%を超えることもあるらしい。なので我が家だけでは無く日本全国で観戦されているのだと思われる。しかし自分の出身校が出場することは残念ながらほとんどない・・・。

そして思うことは、テレビ観戦をしている人たちでも出身校など関係のない人のほうが多いのではないだろうか。それでも、箱根駅伝には魅力があり人気が高い。

かなり前のことだが私は箱根駅伝が全国大会ではないことを知った。私の出身校は関東の大学で予選会は毎年、本大会にも時々参加しているので良いじゃないかと思えばよいのだが・・・。

その頃に、三浦しおんさん執筆の箱根駅伝小説「風が強く吹いている」を読んだ。読み終えて箱根駅伝の魅力をあらためて教えてもらい、すっきりとした気分になった。

小説のなかで個人的には六区が一番好きだ。復路の一区間目でいわゆる山下りの区間である。激走の結果、区間賞まで2秒足りなかった。付き添いの学生がわずか2秒で区間賞を逃したことを伝えたところ、走り切った選手は「その2秒は俺にとっては1時間くらいのものだ」と応える部分が特に好きな部分だ。

すべてを出し切って足りなかった2秒だ。出し切った人にしかわからない差だ。決してその日のことだけではなく、その日のための努力すべて出し切った人にしかわからない差だ。

今年の夏に行われた世界陸上で110mハードルの村竹ラシッド選手が決勝後のインタビューで涙ながらに「何が今まで間違ってたんだろうなって。パリが終わってからの1年間、本気でメダルを獲りに1年間必死に練習して、何が足りなかったんだろうなって」と応えていた。

また、同大会の男子マラソンでは1位と2位の差が42.195キロ走っての差が0.03秒。これらの「差」を「たった」と気軽に言う人がいるがそれはなかなか気分が悪い。

少し話が逸れてしまったが、駅伝の魅力ってそのシチュエーションが自分たちの世界に似ていることなのではないかと思う。10区間で各々特徴のあるコースを走り、積み上げて結果となる。私たちの世界でも各々が力を出し切って結果となる。そこに共感が生まれるのかもしれない。

かなり遠回りをしたが「わずか」2グラムのこだわりでバランスを向上したeliteの新作を今回も紹介したい。“眼鏡の重心”に着目して2グラムの重りでバランスを調整している。紹介させていただいた店舗様でも評判が良くうれしい限りです。こだわりに共感いただける幸せはこれ以上ありません。

Flair 9137 ‐繊細な光、私だけの一本-

アイコニックなテンプルデザインに、さりげない光のエフェクトを添えたFlair 9137。
控えめなラグジュアリーをまといながらも、身につける人の個性をそっと引き立てます。

上質なジュエリーから着想を得て、余分なものをそぎ落とし、本質だけを磨き上げたフレームは、まさに自分らしい一本に仕上げる自由を与えてくれるデザイン。

歳を重ねるほどに、華やかさよりも心に響くものを大切にしたくなる…
そんな瞬間に、ふと静かに目に留まる光。
Flair 9137 は、そんな優しいきらめきを感じさせてくれるフレームです。

アイコニックなテンプルに並ぶのは、上品に輝くジルコニア。
光の当たり方で表情を変え、身につける人の魅力をそっと引き立てます。

フレームカラーは3色展開で、それぞれに異なる色のジルコニアを使用。
フレームとレンズシェイプの組み合わせ次第で、落ち着いた印象にも、少し遊び心のある雰囲気にも。
リムレスならではの軽やかさと自由度で、自分らしい一本に仕上げられます。

日々を丁寧に過ごし、自分に似合うものを知っている大人の女性へ。
Flair 9137 は、個性的で素敵な大人の女性にそっと寄り添い、目元にきらめきをプラスするコレクションです。

貴女なら、どんな表情に仕上げますか。

陰と陽~太宰治の言葉とヨガ、そして新型『Elite(エリート)』~

音楽や映画、読書は物心ついた頃から好きなのですが、
人に「おすすめは?」と聞かれると、いつも少し悩んでしまいます。

相手のバックグラウンドや嗜好がわからないままに選ぶのは、案外むずかしいものです。
多くの人は、明るい、ハッピーエンドの作品を好む傾向があると感じます。
だからこそ、あえて暗いテーマや重たい物語を紹介することがありますが、
受け入れてもらうのはなかなか至難の業(笑)
「渋いね」と言われることもあれば、多くは「暗い」「重い」と苦笑されます。
もしかして、性格まで暗いと思われているのでは…と不安になることもあります(笑)

「平家ハ、アカルイ。(中略) アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ。
人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ。」

太宰治の小説『右大臣実朝』の中の、
鎌倉幕府第3代征夷大将軍(鎌倉殿)・源実朝(みなもとのさねとも)のセリフとして
表現された印象的な一節です。

あまりに明るいものは、やがて燃え尽きてしまう。
太宰は、そんな極端な明るさへの警鐘を込めて、この言葉を表しました。
明と暗―そのどちらにも偏らないことが、ほんとうの安定なのだと。

この思想は、ヨガの哲学にも通じます。

(ヨガでは「明(ラジャス)」と「暗さ(タマス)」のあいだにある「サットヴァ(調和)」の状態を理想とします)

心も体も、どちらかに偏らず、静かに整っていること。
それが「健やかさ」であり「美しさ」なのです。

私たちが新しく提案する新型『Elite(エリート)』は、
まさにその「整う美しさ」へと導くアイウェアです。

テンプルエンド(耳の後ろ側)に配した2グラムのチタン製ウェイトが、
フレーム全体の重心を繊細に調整(コアバランス設計)

掛けた瞬間に感じる、驚くほどの安定感としなやかさ。
その小さな重みが、日々の動作をより自然に、軽やかにします。
そして、ヨガが「呼吸」や「姿勢」を通して心を整えるように、
『Elite(エリート)』は“重心”というアプローチで掛ける人の感覚を整えます。

それは、目立たないけれど確かに心地よい。
長く使用するほどに、その静かなバランスが効いてくる。
太宰の言葉を借りるなら、
「光を抑え、静けさを大切にすること」こそが、
本当に長く寄り添えるものを選ぶということなのかもしれません。

『Elite(エリート)』の詳細は近日投稿予定です!